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【PRODUCT ZEKE社CMCコルト・ダイアモンドバック レプリカ】
今回のコレクションは樹脂製の無可動モデルガンです。
PRODUCT ZEKE社から発売されたダミー リバイバルモデルガンです。
はやくいえば軽くて文鎮にもなりませんが樹脂製の文鎮モデルです。ネジ1本動きません。
そのモデルをホビー界で有名な越智信善氏が、
塗装とデテールアップを施したマグナムショップ「むげん」限定モデルです。
マクロレンズで撮影をしていて、今にも動きそうな、この細部まで完璧なデテールには驚きました。
往年のCMC金属モデルガンを忠実に模写したという外見。
そして越智氏が施された塗装は樹脂には見えぬダイキャスト感。触らなければ重く冷たく感じます。
とくにグリップスクリュー周りの仕上げは、どう見てもネジ止めされているかのように錯覚します(実際は動きませんが)。
実銃のような仕上げではなく、
あえて往年のダイキャストモデルガンの表面を再現するこの塗装は、
モデルガンを知り尽くした人の美術です。
それにPRODUCT ZEKE社も洒落たメーカーです。
黒い金属モデルガンを手にしたことが無い私には樹脂製とはいえども嬉しい企画です。
私事になりますがダイアモンドバックには思い入れがあります。
中学卒業の時期に祖母が時計を買ってくれると言ってくれたのですが、それを断ってモデルガンを買ってもらいました。それがダイアモンドバックだったのです。
なにしろ初のモデルガンでしたので大喜びしました。
私の時代は金色塗装でしたがズシリと重い金属モデルガンに感激。毎日遊んでいました。
それから何年か経ったある日、知人から「ダイアモンドバックはマグナムではない」ということを聞き、とてもショックを受けました。
てっきりダイアモンドバックはマグナム銃だと思っていましたからね。だって、形がマグナム銃じゃないですか。
それでなんか嫌になってしまい、その知人の何かと交換してしまったのです。
今思えば交換しなければと、とても後悔しています。しかも大好きな祖母からのプレゼントでしたのに。大馬鹿野郎です。
そのようなこともあり、今回のPRODUCT ZEKE社ダイアモンドバックに飛びついたのです。
金属と樹脂。可動と無可動。その違いはありますが想い出は手に入れられたと思います。
手にしたとき、懐かしさがこみ上げてきました。
当時は大きいGUNだという記憶でしたが、今持つと小さく感じるのは意外でしたが、
でも、このダイアモンドバックは、色が金色から黒色になりましたが、表面のザラつき感、金型の痕、パーティングライン、そうです、確かに当時のダイアモンドバックそのものを醸しだしております。中学生時のあの喜び、祖母の笑顔、それらが頭の中を走馬灯のように駆け巡りました。
そしてまた、黒色のモデルガンを知らずに育った私には、雰囲気だけでも黒いモデルガンを味わえたことはとても嬉しく思います。
想い出と、手にしたことのない黒色のモデルガン。レプリカとはいえ、その二つを発売してくれたPRODUCT ZEKEさんに感謝です。
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偽レーサーT |
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