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ポルシェ991式GT3RS
剃刀のように鋭い。という形容詞は4000回転以上を表す。
正直4000回転以下はそうでもない。
ただし4000回転以上は正に切れ味抜群な剃刀のようなレスポンスである。
その後、7000回転から8700回転のレブリミットまでのトチ狂ったのかのような咆哮はこっちまで頭が変になる。
ターボ車はふつう6000回転ちょい位で頭打ちだが、このRSはリミッターがなければ1万回転を越してしまうかのようなブン回り方である。そこがNAの美点である。
とくにRSはメーカーの作る純正チューンドカーである。
頭の脳天を突き抜けていくNAチューンド完全バランスエンジンはターボ車にはないゾッとする震えがある。加速していくときに体が冷たくなってくる。
ミシュランパイロットスポーツカップ2というセミレーシングタイヤを履いているが
フル加速の時はこのセミレーシングのタイヤでも横っ飛びしそうになる。
間違っても片手運転などはご法度だ。両手でしっかりステアリングを押さえていないとアッチコッチにすっ飛んでしまう。
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偽レーサーT |
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