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女房が乗っているc43が12ヶ月点検とタイヤ交換の為、代車を借りました。
6000数カ所を変更してマイナーチェンジで登場したメルセデスベンツc220dです。
エンジンは4気筒ディーゼルターボ。
この代車を試運転してきました。
試乗場所はいつものホームコース箱根ターンパイク、伊豆スカイライン往復、芦ノ湖スカイライン、乙女峠、東名高速道です。
走らせるクルマは違ってもコースどりは同じですからポルシェGT3のラインで走らせました。
タイヤはキーキー鳴きっぱなしでしたがボディは剛性ありますね。
ただフロントがかなり重く感じました。
中心位置がドライバー付近ではなくずっと向こうのノーズ寄りに感じます。これは高速道路や下道では気づかなかったことです。
サスはよく動きます。スポーツプラスモードにしても乗り心地は悪くなりません。しっとりとした猫足です。
でもまあいかんせんスポーツカーではありませんから、本気で攻めると追随してくれません。
コンフォートモードですとインにつけるのがかなり難しくなってきます。
クルマの挙動、荷重変化を知ってないとアンダー出まくりで反対車線に飛び出ちゃったり壁に激突するでしょう。安全運転でお願いします。
ワインディングを走らせる時はスポーツプラスモードにして適度に流しているのが一番楽しいのでしょうね。
エンジンはさすがディーゼルです。
下からトルクがモリモリ盛り上がってきてコーナーの立ち上がりが楽しいです。やろうと思えばテールスライドもできます。
ブレーキはこれだけ走らせてもフェードしません。最初から最後までタッチが変わりませんでした。さすがにこの辺りがドイツ車ですね。
驚いたのは帰りの東名高速道路。100キロの制限速度で走っていますと風切り音以外は無音です。
エンジンの音、タイヤノイズが一切聞こえません。ボディの軋みもありません。これには驚きました。
凄いボディ、凄いタイヤ、凄いディーゼルエンジンです。
それに下のトルクがありますから踏めばヒョイって出ますからね。これがディーゼルの利点ですね。
高速道路や下道を普通に走らせている時はとても楽です。しかも今どきのディーゼルは静かです。
燃費はというと、なんと箱根をこれだけ攻めてもリッター14キロを突破しました。これもまた凄いです。軽油ですから安いですしね。
今回の試乗でメルセデスベンツというクルマを改めて見直し、そして今どきのディーゼルエンジンに感銘を受けました。
ディラーでやってる下道ちょこっと走らせる試乗会じゃ本質が分かりませんからね。
本質を引き出すにはやはり箱根をグワングワン攻めないと本当のところは分かりません。
あ、でも、もちろん法定速度は遵守してますよ、ボクの場合わね。
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偽レーサーT |
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