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2016年式のEクラスを代車で借りました。
E200というモデルです。
最近マイナーチェンジした1500CCターボBSG搭載モデルではなく、
4気筒2000CCターボのモデルです。
早速いつもの箱根で試乗をしてきました。ターンパイクを2往復とタイトコーナーが続く箱根の一般道です。
運転した瞬間に感じたのは左右の揺れを平坦に保つシャーシはやはり自己所有しているCクラスより上質だなということです。一般道を普通に走らせるなら前後の荷重変動もかなり小さいです。
そして4気筒だからでしょうか。エンジンがかなり前輪の後方寄りに感じ中心点は運転手に感じます。フロントミッドシップですね。
一般道のタイトコーナーでは「これホントに1.8トンも車重があるの?」と思わせる俊敏な動きをしてくれました。この重さ大きさで驚くほどヒョイヒョイ曲がってくれます。
高速道では逆にドッシリと構えウントモスントモいわぬ直線安定性を見せました。
そんな動力性能は「たかが4気筒2000CCだろ」と思っていた自分が恥ずかしくなるくらいの動きをします。
知らずに乗ったら3000CCのV6かよ?と思わせるぐらいパワーもトルクも感じます。よくこの小さなエンジンでこの重い車体をスッスと走らせることができます。
ただ、4気筒だと分かるのは音です。
アイドリング時のカランカランという音。アクセルを踏んでいくと「がっ―」という耳障りなサウンド。このサウンドはいただけません。
実直なメルセデスベンツだけあり「エンジンは動力」と割り切っているのでしょうか。
スピードに乗っちゃうととても静かになります、が、アイドリング時と加速の音は、もう少し官能的とまで言わずとも何とかしてもらいたいサウンドです。
それともう一つ気になる点を書きますとミラーの取り付け位置です。
交差点を右折するときにミラーが死角になり(今回のEクラスは右ハンドルです)歩行者が見えません。これはとても危険です。
ここを改善してもらわないと私はEクラスを買うことはないでしょう。
ドライブにいってもタイトコーナーがある度に斜め前方が見えません。と、どこがクリッピングポイントだか分からず困ります。コーナーリングがギクシャクして走りに影響します。
というか何度も書きますがこのミラー位置は危険です。早く改善してちょーだい。と願うばかりです。
音とミラーの位置。この2点が改善されればセダンのお手本のような車です。ですから余計に「なんでかな〜」と残念に思えてしまいます。
最新運転支援システムなどはテンコ盛りのようですが、
私のように走りそのモノを楽しみたいドライバーには音はまあ許せるとしても、
ドライビング中に死角があるのは致命的になりかねません。
こういうのって灯台下暗し?本末転倒?どのように言うんでしょう?ピクシブ百科事典で調べてみよう。
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偽レーサーT |
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